一時は消滅説もあったパイプマスターズ。
2019年12月10日にパイプラインで開催。
欠場が続いていたジョンジョンフローレンスも出場。
2019年でツアーの引退を表明しているケリースレーター。
あとは優勝候補のガブリエル、ジュリアン、フィリペ。
見どころたくさんですね。
2019年はパイプラインマスターズの消滅危機があったけど無事に開催。
このコンテストの歴史も長くみんなホッとしているのも確か。
バンザイパイプライン、世界中のサーファーが「パイプ」と呼ぶバンザイパイプラインは誰もが認める世界一の波が押し寄せる。
この”バンザイ”という言葉は日本が関係するという。
昔、日系のサーファーがパイプラインでバレルをメイクした時にバンザイと叫んだ説やパイプアプト姿がバンザイのポーズだったとか色々。日本語であることは間違いないないようです。
ここパイプラインはめちゃくちゃ浅くワイプアウトは死に直結すると言われています。
ギザギザのリーフに頭をぶつけたり、背中から突っ込んだり。
死ぬか生きるかの度胸とスキルを試す最高峰のコンテスト、これがパイプラインマスターズ。
このパイプラインマスターズは1971年に初めて行われたコンテストは幾度もスポンサーが変わりながらも現在まで引き続き行われているコンテスト。
パイプラインマスターズのルールって?
見てわかる巨大な波、ルールは結構単純でエフカイビーチにいるサーフィンのルールがわからない人でも分かりやすいです。
それのルールは基本的にいかにベストなチューブをつかむか。いかに深く長くチューブライドが出来るか。これだけです。
何であんな巨大な波とチューブが作られる?
ノースショアは冬が本領発揮、とか冬しか波が立たないとかよく聞きます。
なんで冬にこんなデカい波がくるのっていうと、ハワイ諸島の周りをみると見渡す限り周りに何もない。(グーグルマップで確認して欲しい。)
つまり、うねりがそのまま届く。
日本の千島列島やアラスカ半島からカムチャッカ半島のアリューシャン列島付近で発生する強烈な低気圧がハワイまで直接届くからだ。
またハワイ諸島の海溝は深く、標高4,207メートルあるマウナケアがある事からわかるようにハワイは一気に隆起している。
強烈な低気圧からできたうねりはハワイまで遮る島などがないためパワーを失う事もなく急激に浅くなったリーフで一気にブレイクする。
この北からくるうねりが大きいときはサウスにまわりこんでワイキキでも頭以上の波が割れる。