新型コロナウイルスの影響がサーフィン業界にも
世界で蔓延する新型コロナウイルスの影響で選手やファン、スタッフの安全や健康が最も重要であると判断し2020年に開催予定であった全てのWSLの大会は延期及び中止となりました。
- Papara Pro Open Tahiti, French Polynesia – キャンセル
- Piha Pro Junior, New Zealand – 延期
- Corona Piha Pro, New Zealand – 延期
- Seat Pro Netanya, Israel – 延期
- Barbados Surf Pro, Barbados – 延期
- Corona Open Gold Coast, Australia – キャンセル
- WSL Awards – 延期
- Red Bull Airborne Gold Coast, Australia – キャンセル
- Jack’s Surfboards Pro, USA – 延期
- Longboard Pro Espinho, Portugal – 延期
- Caparica Surf Fest Pro, Portugal – 延期
- Central Japan Open, Japan – 延期
- Krui Pro, Indonesia – 延期
日本のサーフィン連盟ではすでに3月の上旬に延期や中止を発表しています。
NSA(日本サーフィン連盟)は2020年3月26日(木)~27日(金)の期間で鴨川にて実施予定だったサーフィン強化合宿の中止を3月5日に決定。
3月6日にJPSA(ジャパンサーフィン連盟)も4月5日(日)~4月11日(土)にバリ島クラマスで開催予定のショートボード、ロングボードの開幕戦の延期を決定。
この強化合宿に参加しないと一部シード選手を除きジャパンオープンに参加できない等と重要な合宿だったのです。
これに続きWSL(世界プロサーフィン連盟)も3月のWSLイベントを中止したり延期したりすると発表。
パンデミック宣言を行ったWHO(世界保健機構)、世界中から選手が集まる大会では各国におけるそれぞれの入国制限措置や今後増えるであろう入国拒否を考慮しての判断で中止や延期が決定。
WSLのCEO、エリックローガンが声明を出しています。
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「新型コロナウイルスは、世界中のあらゆる種類のスポーツイベントにとても大きな影響を及ぼしており、私達サーフィン界も同様です。中止や延期を決定することで、サーフィンコミュニティに大きな影響を与えることはわかっていますが、社会的観点そして、アスリート、ファン、スタッフの健康と安全を最優先しております。私たちは選手と連絡を取り合い、WSLイベントの延期と中止が今すべきことだと感じ決断しました。」
「新型コロナウイルスの状況は日に日に変わってきており、常に正しい決定を下すよう努めています。これ以上、追加でイベントのキャンセルする予定はありませんが新型コロナウイルスの影響は常に変化し続けており、4月8日から開催予定のオーストラリアのベルズビーチのCTイベントも注視していく必要があります。」
開幕戦のコロナオープンもコロナの影響で中止が決定された他、全13試合のキャンセルや延期が発表されている。
早期の新型コロナウイルス沈静化を願う。